海外ETFのVT(一般口座)を売却します。
こんにちは/こんばんは、かんぽっくりです。
今年最大の決断です。表記の通り海外ETFを本日12月26日に売却します。
現在の保有銘柄と金額など
私の保有銘柄は以下の通りです。
以前にも記事にしましたが、以前購入した一般口座のVTが結構悩みのタネになっていました。その理由は以下のとおりです。
- 一般口座なので売却時には自身で損益を計算し、確定申告をしなければならない
- 配当は外国税額控除を行うが、私の収入では全額取り返すことが出来ず、投資効率が悪い
- 3重課税の問題でこれまた投資効率が落ちている
- 保有ファンドが散らかっていて、スッキリしたい
- 海外ETFに投資しなくても十分低コストのファンドが育ってきている
今思えば、運用益の課税が10%の頃(2012年末まで)に整理しておけば良かったのですが、過ぎたことなので仕方ありません。一般NISAの銘柄は国内の課税が非課税かつ、確定申告も不要なので良いんですが、一般口座が(今の整った投資環境の場合)使いづらいのです。
売却を決断
一般的に運用益が出ている場合には、譲渡益について課税(約20%)されます。課税されると投資効率が下がるのを避け、売却を先送りしたり、暴落時に損益がゼロに近い時に乗り換えたりといろいろと工夫します。今回の場合は約58万円の税金を払いますが、先送りしても最後は課税されますので、結局は同じです。ただ、違うとすれば今回課税され、元金が58万円下がり、58万円分があった場合に得られる運用益が失われます。これで言えば投資効率が下がるのですが、前述のように幾つかの気持ち悪さがありましたので今回は気持ちの整理を優先としました。
その売却資金の運用先
つみたてNISAでファンドを決めた野村つみたて外国株にいたします。これは積立専用ファンドですが、積立額を高額(例えば1,000万円など)にすれば、実質的には一括購入可能の様に思います(設定は可能でしたので実際にも約定すると思います)。これで、約5年間保有したVTともお別れです。当時、海外ETFで買えるようになった時は正に時代の最先端をいっている感じがしましたが、本家VTが投資優先順位で1番で無くなっているのは投資環境が凄く良くなっている証拠ですね。感慨深い。
若干の課題
先ほど売却の注文をしましたが、約定の予定は以下の通りです。
現地約定 12/26→国内約定 12/28→国内受け渡し 12/29
国内の最終営業日は12/29です。注文は12/29に可能ですが、約定・受渡しは年明けになりそうです。本当は年内に整理したかったのですが、悩んでいたので遅れてしまいました。
まとめ
ご覧になられた方で、わざわざ投資効率の落ちる売却の選択をするのは馬鹿ではないかと思われる方もいらっしゃると思います。私も頭の理解では売却をしない方が良いのは分かるのですが、海外ETFが特定口座に対応した頃からずっとモヤモヤしていました。つみたてNISAが始まるこの機会によりシンプルにいたします。一般NISAのその他の海外ETFも非課税期間が終わる頃に売却し、その資金を特定口座でインデックスファンドを購入したいと思います。
それでは、かんぽっくりでした!