私の投資歴史 其の一
こんにちは/こんばんは、かんぽっくりです。
今回は私の投資の歴史ついて2回で記したいと思います。
1.そもそもなぜ投資を始めたのか
確か初めは変額個人年金保険の加入がきっかけ
2003年の初頭に長男が誕生しました。それをきっかけに生命保険の加入を考えました。結構調べるのが好きな私なのでネットサーフィンしながら、私に合う保険を探していました。そこで見つけたのがソニー生命の営業マンが個人で開設してた保険相談サービスなるものです。
地方にいたにも関わらず、東京からわざわざ営業に来てくれました。今思えばソニー生命らしい『GNP商法』を使わずに、保険の種類(養老保険や定期保険など)や高額医療費制度を活用した最低限の保障内容を説明され、加入することに決めました。
将来の葬儀費用の足しのような形で変額保険終身型に加入しまいた。保険金は200万で一時払いした保険料は336,050円でした。その時に資産配分をしなくてななりませんので始めて投資という機会を得ることになりました。今でも覚えていますが、右肩上がりのグラフを見た時に自分のお金が増えていく妄想をし、興奮しました。その申込書には2004年6月12日の日付があります。
セミナーにて見直しの必要性を感じる
その後、内藤 眞弓さんのセミナーに参加しました。そこで付加保険料の存在を知ることになりました。付加保険料は保険会社の経費です。この料率が高いほど非効率な運用になってしまいます。これを機に変額保険終身型を解約し、自身で運用することに決めました。
2.自らの意志で投資を始める
最初は個別株にいってしまった…
とりあえず証券会社に口座を開設しなければなりません。最初に開設した証券会社は楽天証券でした。その開設日は2005年6月27日でした。今から12年前の出来事ですね。では、その時の私が置かれている状況は年齢は25歳前後、赤ん坊1人(もちろん、妻も)いる状況です。投資雑誌の「あるじゃん」を買ったのは覚えています。初心者にありがちな「おすすめ銘柄」や「次の注目銘柄はこちら!」などを中心に投資をし、全く企業分析もせずよく個別銘柄に投資したと思います。今考えると恥ずかしい限りです。
その頃はスクリーニング機能を使ったり、チャート分析をしたりとデイトレーダーとは程遠いですが、そんな気分だったのでしょう。もちろん、就業時間にも楽天証券のアプリをチラチラ見ている『しょーもない社員』でした。
当時の口座開設日(6/27)の日経平均は11,414円で、年末は16,111円と1.41倍になりました。どの株買ってもある程度儲かって時期だったにも関わらず、投資で儲かって有頂天だった記憶があります。
個別銘柄は難しいし時間がかかる!
そして2006年のライブドアショックをキッカケにマザーズ銘柄を多く保有していたのも重なり、退場寸前になりました。その時に払った授業料は140万程度の記憶があります。良い勉強になりました(^_^;)
3.投資信託に興味を持つ
さわかみファンドとセゾン投信に出会う
個別銘柄では限界を感じ、投資信託に興味を持ちました。最初はあるじゃんのおすすめ銘柄でさわかみ投信を始めました。澤上篤人氏の著書を読んだりもしました。そのうちにセゾン投信が設定されました。澤上氏や中野氏が合同でやったセミナーに参加した記憶もあります。そして紆余曲折もありながらも設定間もないセゾン投信に約200万円を託す事になりました。
凝り性の私にはバランスファンドでは退屈になる
運用間もない頃にやっぱりアセット・アロケーションは自分でやりたい気持ちが高まり、効率的フロンティアや複利の効果について諸先輩のブログで貪るように学びました。
昔お世話になったブログや記事
効率的フロンティアと資産管理シートとか。
複利や周辺知識
緊急調査:株式投資に複利効果はあるのか? - 投資信託のブログ|ファンドの海
突き詰めても最後はえいや!
本来ならば個別銘柄で運用の難しさや時間の使い方に疑問を持って投資信託に行き着いたのですが、効率的フロンティアを追い求める沼に嵌ってしまいました。
来る日も来る日もどういう割合でやったら1番効率的か、どうすればリスク低減し高いリターンが上げられるか考える毎日です。楽しかったのでそれはそれで良かったのですが、多くのブロガーの方々はそれほど厳密に効率的フロンティアを追い求めるのではなく、リスク資産と無リスク資産のバランスに注力している方が多くいらっしゃいました。つまりリスク許容度の管理です。
多少の違いはあるにせよ、ある程度分散されたポートフォリオを組んでいれば、得られるリターンはそう大きく変わること無いのです。※もちろん極端なポートフォリオや伝統資産が含まれないポートフォリオは大きく異なりますが…。
そう考えると細かい事であれこれ悩む必要ないし、考えたところでリターンが向上することは無いので、現在は国内外の株式6割:個人向け国債4割に落ち着きました。これはもうかれこれ8年以上続けています。