うさぎとかめとインデックス投資

投資は楽しむもの、急がないで歩こう。種を播いて、水遣って、肥料も少々、あとは実がなるのを待つだけ。インデックス投資をコアとし資産増やし、自らも成長したい。

投資するファンドはeMAXIS Slimシリーズで良いのか

こんにちは/こんばんは、かんぽっくりです。

今日は、自分なりに考えをまとめたいと思います。

それは現在投資してるeMAXIS Slimシリーズが妥当かどうかの考察です。なぜかというと先日ニッセイさんのファンドが運用コストを下げてきました。私はeMAXIS Slimをコアにしていますので、他のファンドもやっぱり気になります。気になるのは先日、信託報酬を値下げしました<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズです。

そもそもそれぞれのスタンスを確認

最初に『eMAXIS Slimシリーズ』です。

https://emaxis.jp/lp/slim/index.html

詳しくは上記のeMAXIS SlimのWebサイトをご覧いただきたいとおもますが、同サイトから肝心な所を引用します。

多くの方に資産形成ツールとして、よりお役立ていただけるよう、
イーマクシス スリムは、業界最低水準*の運用コストを将来にわたってめざします。

当初は信託報酬の値下げ合戦は終止符が打たてると言われていましたが、そんなことはありませんでした。いままでの事例での他社が信託報酬を下げた場合に、そんな日が経たないうちに同ファンドも値下げしていますので、実績十分です。

次に『<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズ』です。

https://www.nam.co.jp/fundinfo/special/indexfund/index.html

詳しくは上記の<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズのwebサイトをご覧いただきたいと思いますが、同サイトから肝心な所を引用します。

徹底した 「低コスト」 購入時や換金時の手数料だけでなく、投資者が信託財産で間接的に負担する運用管理費用(信託報酬)が相対的に安いという特徴があります。 

言っていることはほぼ同じだが、ちょっと違う

eMAXIS Slimは業界最低水準と謳っています。それでは分解してみましょう。

つまり、同資産クラス(業界)で一番低い(最低)運用コスト(水準)になります。ま~、言い換えただけですけど。つまり次のニッセイに出てくる言葉の対義語である『絶対的』と読み替えることができる気がします。そして『将来に渡って目指します』と絶対そうするかは分かりませんよ!という意味合いがあり、必ずそうなる保証はありませんが、今までの事例で言えば他社に追従してきました。

<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズは運用管理費用(信託報酬)が相対的に安いと謳っています。それでは分解してきましょう。

 つまり、他と比べて(相対的)普通より信託報酬が低い(安い)になります。これも言い換えただけですけど。しかし、上記のように私は『絶対的』と読み替えましたが、ニッセイは自ら『相対的』と謳っています。

運用成績はどうだろう

eMAXIS Slimと<購入・換金手数料なし>ニッセイの運用成績の違いはあるのでしょうか。設定時期が異なりますので、それぞれのファンドで運用開始した時期が遅い方からの比較です。※以下の基準価額は2つのファンドを比較しているため、その日が終了した基準価額ですので、設定日でも10000ではありません。

eMAXIS Slimシリーズ

eMAXIS Slim TOPIX

17/2/27 9896

17/7/20 11596

騰落率:+17.178658%

eMAXIS Slim 先進国株式

17/2/27 9914

17/7/20 11947

騰落率:+20.506355%

eMAXIS Slim 新興国株式

17/10/13 10639

17/7/20 10246

 騰落率:−3.6939562%

<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズ

<購入・換金手数料なし>ニッセイ TOPIX

17/2/27 9740

17/7/20 11403

騰落率:+17.073922%

<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式

17/2/27 13139

17/7/20 15814

騰落率:+20.359236%

<購入・換金手数料なし>ニッセイ 新興国株式

17/10/13 10010

17/7/20   9524

騰落率:−4.85514486%

TOPIX・先進国株式・新興国株式ともにeMAXIS Slimシリーズが<購入・換金手数料なし>ニッセイを上回っています。言うことないですね。

ファンドとマザーファンドの純資産はどうだろう 18/7/20時点

eMAXIS Slimシリーズ (カッコ内はマザーファンドの純資産)

eMAXIS Slim TOPIX30億6400万(2759億5800万 18/3/26時点)

eMAXIS Slim 先進国株式 :168億2800万(3329億8500万 17/5/12時点)

eMAXIS Slim 新興国株式 :73億5900万(497億3400万 17/5/12時点)

<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズ(カッコ内はマザーファンドの純資産)

<購入・換金手数料なし>ニッセイ TOPIX183億1000万(508億6800万 18/2/20時点)

<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式:957億9800万(1056億7300万 17/11/20時点)

<購入・換金手数料なし>ニッセイ 新興国株式:4億5300万(マザーファンドの情報無し?)

純資産額はTOPIXと先進国株式に先行されていますが、eMAXIS Slimシリーズはマザーファンドの大きさを考えても順調に成長しているのではないかと思います。

まとめ

ファンドのコンセプト・リターン・純資産額どれをとってみてもeMAXIS Slimシリーズがニッセイを上回っているのではないでしょうか。これをもってよっぽどのことがなければ、私はeMAXIS Slimシリーズを購入し続けるでしょう。なかなか会社の規約が変わらないためiDeCoに加入できませんが、加入できた際にはマネックス証券にてeMAXIS Slimシリーズにて自作全世界株式を購入します。

といっても微々たる差なので、ほんとはeMAXIS Slimシリーズと好き嫌いで選んでも十分でしょう。

それでは、かんぽっくりでした!

 

 

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